所有車史上はじめてのヘッドレスト一体型のシート。従来のヘッドレスト分離タイプに馴れていたこともあり、エブリイバンに乗っていて少しづつ気になり始めたので、今回、エブリイワゴンのシートと交換しました。体験や感想なども含めて、交換方法などをご紹介してみたいと思います。
ずっと憧れていた“ヘッドレスト分離型”への小さなこだわり
DA64Vエブリイでシート交換を考えた理由
エブリイバンに乗っていて、ずっと気になっていたのがシートでした。2022年4月の仕様変更前のPCグレードのシートは、運転席と助手席が一体型。
実用性としては問題ないのですが、ワゴンタイプのようにヘッドレストが分かれていて、ヘッドレストのバー部分にちょっとしたものを掛けられる。そして、必要なら外せる構造。それだけの違いですが「いつか交換できたらな」と、憧れがありました。
ヤフオクで購入したワゴンシートの状態と梱包の衝撃
落札後、受け取りの営業所での「想定外」
今回、そのワゴンタイプ「ABA-DA64W」のシートをヤフオクで購入しました。正直なところ、届くまでは「80cmくらいの箱が2つかな」というイメージでした。
ところが、営業所で待っていたのは、巨大な段ボールが2つ。思わず「え?!」と声が出てしまいました。営業所のかたも「大きいけど大丈夫ですか?」と笑っていました。
考えてみたら、運転席は折りたたみができない仕様。2つとも畳まれていない状態で、結構な大きさと重さでした。
シートの状態は満足できるレベル
状態としては、心配していたヘタリは感じられなく「中の上」といった印象でした。少し汚れはあるものの、シミもなく手入れすれば十分に使えるレベルです。中古としては悪くない選択だったと思います。

エブリイワゴン ABA-DA64W PZターボスペシャル 年式:平成17年(2005年)のフロントシート
交換方法について。作業はスムーズ、想定外のことは無し
シート交換作業|意外とポン付けでいける?
作業についてはスムーズでした。ボルト位置もほぼ同じで、そのままポン付けの感覚です。シートベルトのコネクタもわずかな違いはありましたが、問題なく機能しました。
唯一きつかったのはシートの重さ。斜めの体制で持つのはNG、腰痛めます。数回下ろしては持ち上げてを繰り返すので、できれば2人で作業するのが安心だと思います。
作業するにあたり、あってよかったもの
ラチェットレンチセット またはトルクレンチ
内装外し工具
シートクリーナー
メッシュシートカバー
交換後の変化|見た目と満足感が一気に変わる
交換後の第一印象は純粋に「これだ!」
取り付けて見て「これだ!」と念願の理想と現実が一致した、とてもスッキリとした気持ちでした。座った瞬間の感覚は、少し固めなのか、目の位置もほんの少し高くなったような気がしました。
ですが、まさに理想としていた状態で、見た目も雰囲気も一気に変わりました。機能が増えたというより、「自分の中の満足度が上がった」という感じです。
使ってじわじわ気づいた「良いところ」
その後じわじわ効いてくる“便利さ”
ヘッドレストが分離していることで、今は収納グッズをかけることを考えたり、お店で良さそうなものを探すのが少し楽しみになっています。以前は何もかけられない状況だったので、いつももどかしく感じていたところでした。そして、シートカバー選びの時間も楽しいひとときになっています。
シート交換後、助手席のヘッドレストは家族を乗せるとき以外は外して使っています。車中泊のとき、運転席から荷室に行く動線になっていることもあり、この「スッキリ感」と「必要な時だけ戻せる」ことが思った以上に快適です。
ちなみに、家族はシートが変わったことに全く気付きません。面白いのでそのまま黙っています(笑)。自分だけ乗るたびに少し嬉しくなっていればいいですし。おそらく家族にとってもよい意味で座り心地に変化がないことだと思います。
シート交換は車検に通るの?
シートを交換前後で、気になったのが車検への影響でした。特に今回のように、エブリイバン(DA64V)にワゴンタイプのシートを流用している場合、「車検にとおらないのでは?」と考える人も多いと思います。
結論から言うと、合格、不合格どちらの意見もあるので、車検時は元のシートに戻そうと考えています。ただ、現時点では通常使用の範囲であれば大きな問題は感じていません。ただしこれはあくまで「同一車種系統の純正流用」という前提での話になります。
↓↓↓【追記】先日ユーザー車検を受けた際、検査官さんに「シート流用の車検前確認の可否について」おききしてきました。
気にしておきたいポイント
実際に交換してみて気にしておいた方が良さそうだと感じた点は以下です。
・シートレールの固定が確実であること
・純正同等のボルト位置・固定方法であること
・シートベルトの機構が正常に作動すること
・エアバッグ付きの場合は配線の扱いに注意すること
今回のバンとワゴン同士の流用では、ボルト位置や固定方法はほぼ同じで、そのまま装着できるレベルでした。シートベルトのコネクタについてもわずかな違いはありましたが、動作自体には問題なく機能しています。
構造変更が必要になるケースについて
一般的には、以下のような場合は注意が必要と言われています。
・車種をまたぐ大幅なシート変更
・シートレール自体を加工している場合
・定員変更が発生するようなレイアウト変更
今回のように「同系統の純正シートをそのまま交換するだけ」であれば、大掛かりな変更には該当しないケースが多いようです。
自分の感覚として
実際に使っていて感じるのは、見た目や快適性は変わっても「車としての基本的な構造は変わっていない」ということです。そのため、普段使いの範囲では特に違和感はありません。
ただし、車検や保安基準については地域や検査員の判断もあるため、不安な場合は事前に確認しておくのが安心だと思います。
DA64Vシート交換はやるべきか?正直な感想
今の正直な感想
交換して数か月経っても、乗り込むたびに嬉しい。まさにそんな状態です。乗り心地などの快適性を目的にするなら、必須のカスタムではないと思います。個人的にはそれでも「やってよかった」と自然に思える内容でした。
まとめ|スペックではなく“満足度”がすべてだった
今回のエブリイDA64Vシート交換は、正直なところ機能を大きく変えるカスタムではありません。乗り心地が劇的に良くなるわけでも、燃費が変わるわけでもありません。
それでも、やってみて一番強く感じたのは「満足度の変化」でした。
もともとはヘッドレスト分離型のシートに憧れての交換でしたが、実際に取り付けてみると、それ以上に「乗り込むときの気分」大きくが変わりました。
ドアを開けて座るたびに、「ああ、いい感じだな」と思える。この小さな感覚が、意外と長く続いています。
快適性や実用性だけで考えると、必須のカスタムではないと思います。ただ、「少しでも自分の車に愛着を持ちたい」と思うなら、十分にやる価値はあると感じました。

結局のところ今回のカスタムは、「便利になった」というより「乗るたびに少し嬉しくなった」それが一番の変化だったと思いますが、少しでもご参考になることがあれば嬉しいです。
皆さんも「憧れ」から「満足」に変わったカスタムはありますか?「交換した自慢のシート」「いろいろ試したシートカバー」など、自由にコメント欄にてお聞かせください。皆さんの経験や知識がさらにカーライフを楽しく、充実したものになりますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。

