こんにちは。エブリイの車検前ということもあり、今回は「ユーザー車検本番までにやっておくべき事前準備」についてお話したいと思います。
お店に車検を依頼する場合でも、事前に消耗品を交換しておいたり、不具合を見つけておいたりするだけで、取付工賃などの費用をグッと抑えることができます。
今回は、自分で簡単にできる初級編から、知識として知っておきたい上級編まで、レベル別におすすめの交換アイテムやチェック箇所をご紹介したいと思います。
DIYで事前点検(法定点検)を行うベストなタイミング
法定点検については、車検前、車検後どちらでも可です。可能であれば車検前に点検し、その際の記録簿を車検当日に提出するのがおすすめです。記録簿を提出する場合、数ヶ月前に点検完了するなど、早過ぎる場合は認めてもらえないので、点検の進め方としては、
- 車検当日の数日前〜1週間前:このタイミングで自宅などで24ヶ月点検を実施し、記録簿にその日の日付と走行距離を記入するのが最も確実です。
- 点検中に不具合が見つかる可能性を考慮し、「少しずつチェックしておきたい」という場合:3ヶ月〜1ヶ月前を目途に、車の各項目(タイヤの溝、灯火類、下回りのブーツ類の破れなど)を少しずつ下見・事前チェック、交換、修理を済ませて、車検日の3日前〜1週間前あたりに点検を完了させておけると理想的です。
法定点検を車検後にする場合は、車検当日に不具合や不備がない状態にできれば、いつからでもチェックや準備ができます。こらからお話する事前のチェックをして、スムーズに車検を済ませましょう。
【初級編】DIYでカンタン交換♪ まずはここからチェック
まずは、特別な工具がなくても自分で簡単に交換ができる定番のパーツから見ていきましょう。
- ワイパーゴムの交換(拭きムラやちぎれの解消)
- 非常信号灯(発煙筒)の確認(有効期限のチェックと電子化)
それでは、それぞれの詳細と実際に私が使っているおすすめアイテムをご紹介します。
ワイパーゴムの交換と2年使用レビュー
ワイパーは、拭きムラやゴムのちぎれがあると車検に通りません。特にエブリイ(DA64V型)のフロント用として2年前から愛用しているのが、「日本ワイパブレード(NWB) グラファイト替えゴム(TW6G / 呼番:GR7 / 長さ:400mm)」です。
はじめての時だけ外し方がわかりにくいかもしれませんが、つまむことで引っ掛かりがとれ、外れる部分があるので、一度理解できると比較的簡単にゴムの部分だけを交換できると思います。
ガラス撥水剤を塗っていてもビビリ音がまったく出ず、スムーズできれいな拭き心地が魅力だと思います。2年経った今でもゴムの劣化が少なく、耐久性も抜群なので、車検を機にサクッとDIY交換してしまうのがおすすめの定番アイテムです。
有効期限に注意♪ 発煙筒を「電子タイプ」に買い替えるメリット
車内に常備が義務付けられている発煙筒ですが、実は「4年」という有効期限があるのをご存知でしょうか。期限が切れていると車検で指摘される原因になります。
そこで今回、私は初めて電子タイプの「エーモン マグネット付き非常信号灯(UN-R21)」を購入して交換してみました。 LED仕様なので乾電池の管理だけで期限切れの心配がなくなり、非常に経済的だと思います。
さらに、底面にマグネットが付いているので、車中泊中の夜間トラブルなどの際にも、エブリイのボディにピタッと固定して後続車に存在を知らせることができる優れものです。
【中級編】工具なしでも確認できる♪「灯火類・液類・タイヤ」のセルフチェック
次に、交換するとなると少しハードルが上がりますが、まずは自分で簡単に確認ができるチェックポイントを見ていきましょう。
- タイヤの溝
- ウィンドウォッシャー液
- メーターの警告灯
- 各種バルブの球切れ
【車検必須】タイヤの溝とウィンドウォッシャー液
タイヤの溝は、1箇所でも1.6mm未満(スリップサインが出ている状態)があると確実に車検に落ちてしまいます。偏摩耗やひび割れがないかも合わせて見ておきたいですね。
また、意外と当日忘れて焦りがちなのが「ウィンドウォッシャー液」です。レバーを引いて液が勢いよく出ること、そしてワイパーが連動して動くことが検査されます。空っぽになっている場合は、事前に補充しておくだけで当日の安心感が違ってくると思います。
メーターの警告灯と各種バルブの球切れ
エンジンをかけた際、メーターまわりに赤やオレンジの警告ランプ(チェックランプ)が点きっぱなしになっていないか確認しましょう。
また、普段あまり鳴らす機会のないクラクション(ホーン)も、鳴らないと車検は不合格になります。ヘッドライトやブレーキランプ、ナンバー灯などの球切れも、壁に反射させるなどして一人でチェックしておくのがおすすめです。
【上級編】お店に頼む?知識として知っておきたい重要保安部品
次に、チェックや交換も難易度が高いと思われるチェックポイントについてです。
- ロアアームブーツやタイロッドエンドブーツの「破れ」
- ヘッドライトの光軸調整
ロアアームブーツやタイロッドエンドブーツの「破れ」
DA64V型エブリイで特に定番のウィークポイントと言えるのが、足回りの「ゴム製ブーツ(カバー)」の破れです。ここが破れて中のグリスが漏れていると、100%車検に通りません。
交換はジャッキアップや工具が必要で難易度が高いため、無理せずお店にお願いするのも手だと思います。ただし、事前に下を覗き込んで「破れていないか」を把握しておくだけでも、見積もり時の納得感が変わってきます。
ヘッドライトの光軸調整
最近、地域ごとに規制が変わっている車検でのヘッドライトの検査ですが、関東でも8月からロービームのみの光軸測定になるとのことです。
DIYでの光軸調整については、とても細かな調整が必要な印象なので、個人的には事前のチェック等はしていないです。
以前、光軸がズレていてテスター屋さんで調整をお願いしたことがありますが、ほんの少しのズレも数百メートル離れると、とても大きなズレになるので調整はシビアなようです。
意外に車検対象外、だけど重要♪ バッテリー・ラジエーターまわりの確認
フロントのブレーキパッドの残量チェックと合わせて見ておきたいのが、バッテリーやラジエーターなどの冷却系です。
実は、バッテリーの電圧やラジエーター液(クーラント)の量、ラジエーターキャップの劣化などは、車検の検査項目には含まれていません。極端に言えば、エンジンがかかって自走できればどれだけ弱っていても車検は通ります。
しかし、車検直後にトラブルを起こしては大変ですし、お店に車検を丸投げした際、高額な交換費用を上乗せされやすいポイントでもあります。そのため、事前に状態を見ておき、消耗しているならネットで安く買って自分で交換しておくのが賢い選択だと思います。
当日焦らないために!私のうっかり不合格体験談
ここで、私の2年前のうっかり体験談をお話しします。実は、シートベルトの警告灯がバックルの接触不良で点灯せず、一度車検で不合格になってしまったことがありました。警告灯は消灯していればよいというわけではないのですね。
バックルに挿しても外しても反応しない状態で、テスター屋さんに駆け込んだら、丁寧に原因を探してくれて「修理する時間がないのと、自分でも直せるよ」と言ってくれたので、その後、自分でバックルを分解して確認してみると、内部で配線が断線していました。
また車検場に行く必要があり、時間的にも困りましたが、事前に「シートベルトを外したときにちゃんとランプが点くか」というポイントを知っていれば、慌てずに自宅で対応できたなと思います。
みなさんもこのような事態にならないよう、書類や大きなパーツだけでなく、メーターのインジケーターのような細かな動作も事前にパッと確認してみてくださいね。
まとめ
車検前に自分でできるセルフチェックやアイテム、パーツ交換についてご紹介しました。事前に愛車の状態を知っておくだけで、ユーザー車検での一発合格率が上がりますし、お店での車検費用を大幅に節約することにもつながると思います。

みなさんは車検前にいつもチェックしているお決まりのポイントなどはありますか?「私はここでうっかり不合格になりかけた!」といったエピソードなどがあれば、ぜひコメントで教えていただけると嬉しいです。そして皆さんのカーライフがさらに充実しますように。
次回は「ユーザー車検を受ける方法について」と、ユーザー車検を受けてみて、実際にどうだったか、様子などをお話したいと思っています。よろしければチェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。


