夏の車中泊と聞くと、まず思い浮かぶのは「暑さ対策」だと思います。完全にそう考えていました。今回は、皆さんご存じの「あるある」ですが、実は夏の車中泊で「一番」に困ったのは暑さだけはなかったというお話です。
夏の車中泊=暑さ対策だと思っていた
エブリイで車中泊を始める前は「暑さ対策」をメインに考えていました。扇風機は必要か、サンシェードはどれがいいか、窓はどの程度開けるべきか。そんなことばかり気にしていました。
ところが実際に夏の車中泊を経験してみると、一番困ったのは暑さではなく、まったく別のものでした。
それは「蚊」です。
無防備だった頃の車中泊と蚊との戦い
車中泊を始めたばかりの頃は、今思えばかなり無防備でした。窓を閉めても暑いし、少し開けていれば、どこからか蚊が入ってきます。
そして寝ようとした瞬間に聞こえるあの音。耳元の「プーン」という音で一気に目が覚めます。電気をつけると姿が見えないのに、消すとまた飛んでくる。見つけたと思っても逃げられる。
そんなことを繰り返しているうちに、気づけば1時間経っていることもありました。さらに別の蚊に起こされることもあり、夜中に何度も目が覚める状態でした。
ひどい時は、ようやく明け方に眠れたと思ったらすぐに朝日で起こされることもありました。今では笑い話ですが、その時は本気で蚊と戦っていた感覚です。
気づけば「うちわ」が蚊退治専用になっていた
最初はうちわで何とかしようとしていました。しかし蚊は意外と素早く、思うように仕留められません。なんとか仕留められても、結果としてうちわ自体も車内も汚れてしまう。
気づけばうちわは涼むためではなく、蚊を追い払うための道具になっていました。
本気で始めた「蚊対策」
このままでは車中泊どころではないと思い、少しずつ対策を始めました。
虫よけネット
後部側面の窓用に網戸の代わりになるものは作っていたのですが、フロント2つの窓用にドア上部を覆うタイプの虫除けネット、リアゲート用ネットを購入しました。ネットなしで窓少し開けてたなんて、今思うと甘くみてました。
・ドア用の虫除けネット 購入
・リアゲート用の虫除けネット 購入
・自作の網戸

さらに、電熱式の殺虫ライトも導入しました。これは、蚊より「光に集まる虫」に効果絶大でした。
少しずつですが、「蚊が入ってくる前提」で対策を考えるようになっていきました。
一番効果を感じたUSB殺虫ラケット
いろいろ試した中で、一番使い勝手が良かったのは「USB充電式の殺虫ラケット」でした。最初はうちわで退治していましたが、眠くてキリッとできず、やはり逃げられることも多く、難易度が高いです。

それに比べてラケットタイプは、内装などにとまっている蚊をみつけたら、背後から「狙う」というより「包み込む」感覚で近づけ、ラケットをずらし飛び立つと、パチッという音で終わるので、精神的にもかなり楽に対処できます。
また、うちわで退治したときのように車内を汚すこともほとんどありません。多少、焼けたようなにおいはありますが、個人的にはそこまで気にならないレベルです。今では、車中泊の必需品のひとつになっています。
もちろん暑さ対策も。効果があったもうひとつのアイテム
蚊の対策が進んでも、その次にやはり夏の車内は暑さとの戦いがあります。そこで導入したのが「冷水式マット」でした。

設置には20cm程少しスペースが必要ですが、横になるとひんやり感がしっかり伝わってきます。冷たすぎるというより、「寝苦しさを和らげてくれる」という感覚に近いです。結果的に、夜中に目が覚める回数がかなり減りました。
今では「対策前提」の車中泊に変わった
今振り返ると、最初の頃は本当に無防備でした。蚊に起こされ、暑さで眠れず、ようやく眠れてもすぐに朝が来る。そんな夜もありました。
しかし少しずつ対策を重ねていくことで、今では夏の車中泊に対するストレスはかなり減りました。完全に快適とは言えませんが、「どうすれば眠れるか」が分かっているだけで安心感が違います。

まとめ|夏の車中泊は「蚊と暑さ」対策次第
夏の車中泊というと暑さ対策ばかり注目されがちですが、実際にやってみて感じたのは、蚊の存在の大きさでした。たった1匹でも眠れなくなることがあり、想像以上に睡眠を妨げてきます。
逆に言えば、蚊対策がしっかりできれば、夏の車中泊はかなり快適に近づきます。快適さは一発で手に入るものではなく、失敗と工夫の積み重ねなのかもしれません。
皆さんも夏の暑さや虫よけ対策で工夫していることはありますか?「このグッズはおすすめ」「こんな工夫をしています」などあったら、ぜひコメント欄で教えてください。少しでも皆さんの車中泊ライフが快適で、さらに楽しくなると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。


