毎年夏になると悩まされるのが寝苦しい夜。私もこれまで何種類もの冷感敷きパッドを試してきましたが、「最初は冷たいけれど、結局暑くなる」という経験を何度もしてきました。
そんな中で見つけたのが「水流快眠マット」「水冷マット」と呼ばれる商品。正直なところ、最初は「本当に効果があるのかな?」と半信半疑でしたが、結果から言うと購入して正解でした。
今回は実際に2シーズン、自宅のベッドだけでなく車中泊でも使ってみたので、正直な感想を、メリット・デメリットを含めて紹介したいと思います。
水流快眠マットを購入した理由
これまで冷感敷きパッドをいくつか使ってきました。確かに寝る瞬間はひんやりするのですが、体温で温まってしまうと効果が薄れ、真夏になるとエアコンなし、扇風機だけでは厳しいのが現実でした。
そこで見つけたのが、水を循環させてマット全体を冷やす「水流快眠マット」です。冷感素材に頼るのではなく、水の力で熱を逃がす仕組みに興味を持ち購入しました。
実際の使用環境
私が使用している環境は次のとおりです。
- 自宅ベッド、エブリイ車中泊で使用
- 扇風機使用、エアコンなし
- 室温は30℃前後
- 使用期間は2シーズン
一般的にはエアコンと併用する方も多いと思いますが、私は基本的にエアコンなし、扇風機を使用しています。その環境でも十分な効果を感じることができました。
水流快眠マットの使い方
はじめは、日本語の説明書を見ながらシリコンホースやUSBケーブルを本体やマットにつなぐだけで、比較的ラクにセットできます。

ビニール袋に入った中央の二本ホースが付いている白い部品はマットを使わず冷風機として使う際のものです。

ゴミなどの為のフィルターも付属しています。

最大耐荷重量200kgという、しっかりとした素材の冷却マット。その中を水が循環する素晴らしい仕組みです。寝た状態からONにすると、背中にじゅわ~っと水がめぐっていくのがわかります。ひんやりとムズムズする不思議な感覚です(笑)。1cm程の水の経路部分がふくらむので、多少の凹凸ができます。

本体をマットより上に位置するように置いて、本体上部のフタを(上げてから横スライド)開けて水を入れていきます。ゆっくり入れないと溢れてしまいますが、画像のように5㎜程の穴に入れるとやや早く入れられます。
ポンプがくみ上げた水は赤矢印部分から出てきて、青矢印方向へ流れ、小さな穴へ落ちて冷却用スポンジ(?)へと進んでいくようです。
MAX 2リットルのラインまで水を入れたら電源をONにします。水が出てくるのを期待してフィルター部分を見つめてしまうのですが、はじめは水が出てくるまで5~10分かかるようです。

水が行きわたってマットを触ってみるとしっかりと冷ややかな感じがします。まさにひんやりです。
マットの幅は約70cm、長さが約160cm。コンパクトなサイズ感ですが、枕のところは敷かないので首あたりから下に敷いて、小さくて困ることは今のところないです。
入手当初はマットの上に直に寝ていたのですが、朝には寒くて起きることがあったので、今はマットの上にシーツを敷いています。
あとからマットに行きわたり減った分の水を本体に追加しておきます。ちなみに寝ている間に水が必要量以下に減った場合は、自動停止してくれます。
水流快眠マットの正直レビュー
良かった点① 冷感敷きパッドより圧倒的に涼しい
まず感じたのは、冷感敷きパッドとの違いです。冷感敷きパッドは「触った瞬間だけ冷たい」という印象でしたが、水流快眠マットは冷たさが持続します。

特に背中や腰回りの熱がこもりにくく、ひんやり感が続くのが快適でした。初夏の時期には、朝方に寒さを感じる日があるほど。
個人的には、これまで試した夏用寝具の中でもトップクラスの冷却効果だと感じています。
良かった点② エアコンなしでも快適に眠れた
室温30℃近い夜でも、以前の寝苦しさは感じなくなりました。もちろん真夏の猛暑日には限界がありますが、それでも背中から熱が逃げるため体感温度はかなり違います。
エアコンの冷風が苦手な方や、冷えすぎて体調を崩しやすい方には相性が良いと思います。また、エアコンの使用時間を減らす目的でも使えて、電気代の節約にも有効だと思います。
良かった点③ 車中泊との相性が抜群
個人的に特に気に入っているのが車中泊で使えることです。このマットの大きな特徴はUSB給電で動作すること。モバイルバッテリーや車のUSB電源から利用できるため、夏場の車中泊で非常に重宝しました。
車内は夜でも熱がこもりやすいですが、水流快眠マットがあるだけで快適さが大きく変わります。夏のキャンプや車中泊を楽しむ方にはかなりおすすめです。
良かった点④ リモコン付き
電源のオンオフ、強弱などはリモコンで切り替えられます。寝ながらにしてリモコンを手探りで操作できるので、とても便利です。切り替え時の音は無音。「ピッ!」という大きな音で赤ちゃんが起きてしまうなどの状況にならない、親切設計です。
動作音についても、購入前はファンなどの動作音がそこそこするかと気になっていましたが、実際には睡眠中に気になることはありませんでした。
2シーズン使ってわかったこと
状況によっては、水流快眠マットの冷却効果はあり過ぎるので、寝はじめからひんやりしてると、夜中や朝には寒くなってました。
男性、女性、体格などにもよりますが、寝た時に涼しいのかな?冷たいのかな?ぐらいで丁度良いようです。要は「寝てるときに熱がこもらない状態が最適」と言うことがわかりました。
この点は身体に合わせてシーツや敷パッドを敷いて調整ができるので、何度か試して好みに合わせることができます。
あと、はじめて使った時には活躍しなかったフィルターが、2シーズン目には活躍しました。1度目に使用後の水抜きが完璧にはいかなかったようで、保管中に発生したかと思われる水垢のようなものが少しフィルターに付きました。フィルターはロックを外して水洗いできました。
ファンの動作音や湿度
ホースの長さの都合上、枕のそばに本体を置くケースが多いかと思いますが、「弱」で使用しているのでファンの音は気にならずに眠れています。ちなみにホームセンターなどで長いホースを購入して取り付けて枕元から離しての使用もできるようです。
それと、水は一晩あたり6~8時間程使用して半分くらい減っていますが、部屋の湿度は5~10%上がるくらいです。これは使う場所によって大きく変わると思います。
閉めきらずにオープンに使っていると多少湿度が上がっても日中には乾燥してくれます。
気になった点・デメリット
大きな不満はほとんどありません。強いて挙げるとすれば、車中泊出の使用はおよそ気温32~33℃くらいまで可能で、それ以上は状況によっては難しいと感じました。その時の体調や年齢的なこともあるかと思います。
もうひとつは、シーズン終了後の片付けです。水を使用する製品なので、収納前に水を抜く必要があります。気をつかわずに扱いたいので、お風呂場で水を抜いています。その後、マットは念入りに水を抜いています。
作業自体は難しくありませんが、普通の敷きパッドのように畳んで終わりというわけにはいきません。とはいえ、年に一度の作業なので個人的には大きなデメリットには感じていません。
こんな人におすすめ
実際に使ってみて、次のような方には特に向いていると感じました。
- とにかく夏の睡眠を快適にしたい方
- 冷感敷きパッドを使っても暑さを感じている方
- エアコンが苦手な方
- 電気代をできるだけ抑えたい方
- 車中泊やキャンプで使いたい方
まとめ|2シーズン使っても満足度は高い
水流快眠マットを2シーズン使用した感想を一言でまとめるなら、「もっと早く買えばよかった」です。
冷感敷きパッドでは物足りなかった暑さ対策として十分な効果を感じましたし、エアコンなしでも快適に眠れる日が増えました。
特にUSB給電による車中泊での使いやすさは予想以上でした。片付け時の水抜きという手間はありますが、それを差し引いても満足度は高いです。

2シーズン使った今でも、夏になると必ず引っ張り出して使っています。冷感敷きパッドでは物足りなかった私にとっては、購入して正解だったアイテムです。
特に車中泊では快適さが大きく変わったので、夏の暑さ対策に悩んでいる方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
もし、「こんな冷感グッズを使ってます」「夏はこんな避暑地で過ごしてます」など、皆さんのおすすめがあったら是非、コメント欄にてお聞かせください。みんなで夏の快適情報をシェアできたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

