エブリイを購入したときは、納車されたエブリイを眺めながら、「さて、何から手を付けようか」とワクワクしていたのを覚えています。
車中泊仕様にしたい。
キャンプでも使いたい。
収納も増やしたい。
やりたいことは山ほどあるのですが、最初から大掛かりなDIYを始めると途中で挫折してしまうこともあります。
実際、私も頭の中では壮大な計画を立てていましたが、気付けばホームセンターで木材を購入したところで、その先が進まなくなってしまったことが結構あります。

そこで今回は、これからエブリイを手に入れる方へ向けて、「まず最初にやって良かったDIY」を紹介してみたいと思います。
まずは荷室の床を整えたい
納車後、最初に気になったのは荷室でした。商用車なので当然なのですが、床は実用性重視。仕事で使うなら十分ですが、荷物の出し入れ用の凹凸がひざや足裏を痛めて、車中泊やキャンプには向かないようです。
そこでおすすめなのが床のDIY。コンパネやクッションフロアを使って床をフラット化すると、一気に車中泊対応に。敷物次第で荷物も滑りにくくなりますし、掃除もしやすくなります。
エブリイDA64Vのバッテリーは荷室の床下にあるので、すぐ開けられるようにしておくのも大事になります。
何より荷室を開けたときの満足感が違います。「あ、自分のエブリイになってきたな」そんな気持ちになれるDIYです。
想像以上に価値のある換気扇DIY
床が整うと、早い人は荷物を積んで車中泊を始めるかもしれません。あまり言われてませんが、そこで換気について重要視してみてください。カセットコンロなど火気の使用時以外にも大事になる理由をお伝えします。

私の経験になりますが、車中泊を繰り返しているうちに体調が優れなくなったことがありました。原因解明のひとつにCO₂チェッカーを購入してみたんです。そして車内に持ち込んで測定してみて驚きました。
20分も経たないうちに数値がどんどん上昇し、チェッカーから換気を促す表示が出始めたのです。正直なところ、「えっ、こんなに上がるの?」というのが率直な感想でした。
もちろんすぐに危険な状態になるわけではありません。そして、原因が二酸化炭素だったと断定もできません。ただ、頻繁に車中泊をするなら換気について真剣に考えた方が良いかもしれないと感じました。
そのような理由もあって換気扇DIYはおすすめです。窓を開けるだけでも違うと考えていたのですが、思うほど空気は入れ替わらないので、小型ファンを利用して強制的に空気を入れ替える仕組みを作れば、安心感が大きく変わります。
ベッドや収納は快適性を高めてくれますが、換気は安全性に関わる部分です。閉め切っていても隙間はあるものだし、人にもよると思いますが、朝、疲れがとれないとか車中泊を長く楽しむなら優先度の高いDIYだと思います。
サイドバーを付けると世界が変わる
個人的に満足度が高かったのが、荷室上部につけるサイドバーです。最初は「そのうち付ければいいかな?」と思っていました。ところが付けてみると便利すぎて、今ではいろんなものをかけています。
ランタンを吊るしたり、ハンガーを掛けたり、収納ネットを取り付けたり。車内空間を立体的に使えるようになります。
軽バンは広そうに見えて、実は収納スペースとの戦いです。サイドバーを取り付けるだけで、その悩みがかなり解消されます。
LED化は地味だけど効果抜群
DIYというほど大げさではありませんが、室内灯のLED化もおすすめです。
ただ、夜に荷物を探したり車中泊の準備をしたりすると、もう少し明るさが欲しくなります。
LEDに交換すると車内の印象がかなり変わります。
しかも作業時間は数分。
費用も比較的安く済みます。
地味ですが満足度の高いカスタムです。
ベッドの前に収納を考える
エブリイを購入すると、多くの人が最初に考えるのがベッド製作です。
もちろん私もそうでした。
ですが振り返ると、先に収納を考えておいた方が良かったと思っています。
車中泊では意外と荷物が増えます。
寝袋やテーブル、調理器具や着替えなど、気付けば荷室はいっぱいです。
ベッドを作る前に収納の場所を決めておくと、後々のレイアウトが楽になります。
焦って大きなベッドを作るよりも、まずは荷物の居場所を決める。
結果的にその方が快適な車中泊仕様になります。
最後は断熱DIY
これはすぐにやらなくても良いかもしれません。でも、車中泊を続けるならいずれ気になってきます。
思ってた以上に夏は暑い。
冬は寒い。
軽バンは想像以上に外気温の影響を受けます。私も初めて夏場に車中泊したときは、「車ってこんなに暑くなるの?」と驚きました。
断熱材を入れたり、遮熱対策をしたりすると快適性はかなり変わります。作業は少し大変ですが、その苦労以上の効果があります。
まずは小さなDIYから楽しもう
エブリイの魅力には、自分の手で少しずつ育てていけるところもあると思います。納車直後はあれもこれもやりたくなるかもしれませんが、焦らなくても大丈夫。
休日に少しずつ手を加えながら、「次はここを改造してみよう」と考える時間こそが車中泊の楽しさのひとつだったりもします。むしろ未完成だからこそ楽しい。エブリイはそんな車だと思います。

これからDIYを始める方は、ぜひ自分だけの一台を作ってみてください。きっと気付けば、すばらしく居心地のよい空間になって、思い出や経験がたくさんになっているはずです。
すでにDIYをした方で「これは便利なのでおすすめしたい」「こんなDIYしてみた」というお話があればぜひ、自由にコメント欄にてお聞かせください。少しづつでも皆さんの車中泊ライフがさらに楽しく、さらに充実できると嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。


